凡下の永瀬担が言うことには
2018年5月17日、
またひとつ彼の初めての挑戦が始まり
2019年5月17日、
彼の勇姿の詰まった作品が世に放たれた
並みの永瀬担
無難な永瀬担
まぁどこにでもいるであろう永瀬担が衝撃を受け
エンドロール時感情に任せたまま涙が止まらなかった
映画 "うちの執事が言うことには"
についての想いをぶつける先としてこの場を使おうと思います。
自慢の我が自担、永瀬廉の初主演映画。
うちの執事が言うことには は総括して
烏丸花頴は19歳のあどけない永瀬廉そのものであり、
作品 と 奇跡のタイミング に
支えられたものであったな、と。
個人的には廉くんに精一杯の拍手を送りたい、よく頑張ったねよく出来たね、とファンとして思いました。
清原翔くんはじめ、有名な出演者の人たちは本業が俳優業でありとても上手な演技をされることもあって、セリフの時に著明に浮き彫りになってしまう滑舌であったり、表現の仕方であったり、評論家の方々にとって技の習得が浅い廉くんの演技は厳しいものだったかも知れません。
自担だから無理に彼を褒めようとしているわけではないです。彼の未熟さも十分にわかったつもりです。
ただ、ずっと見てきた自担だからこそ彼の少しの変化から読み取れる部分が沢山あって、その変化から彼の意気込みが伝わってきたから、自分にしかない映画の見方があると思いはてなブログに残そうと思いました。
個人的には作品にアイドルを起用した理由はそんな理由があってもいいと思ってます。
作品 と奇跡のタイミングに支えられたと感じた その理由は
花頴の一人で抱え込むところ、能力は高いはずなのに上手く使いこなせない不器用さ、絆・情・人を大切にするところ、やらなければいけないことはきちんとやっているところ、そして人より秀でた行動力がどこか廉くんと重ね合ってしまう部分が多かったところ。
孤独感との親和性は驚きを隠せない。彼自身が元々幼少期から抱いていたものが素直に表されていたと感じた。
映画初主演で、久しぶりがすぎるほどがっつり演技のお仕事であったこともあり、発展途上の永瀬が大きく『成長』できるタイミングであったこと。
ストーリーで重要視していた『成長』の部分を自然と廉くん自身の状況でカバー出来ていたことで表現にリアルさが加わったと感じた。
デビューして経験したことない仕事をこなす廉くんでないと烏丸花頴はここまで自然に演じられなかったと考える。演技経験のある上手い役者さんであればまた違った繊細な花頴を演じていたかもしれない。今の永瀬が撮影に挑んだら肩の力を抜いて挑めたかもしれない。
だけど何事にも手探りで試行錯誤しながら必死に食らいついて成長する廉くんと花頴がいて、それは1年前の撮影じゃなければいけなかったんだと声を大にして伝えたい。映画はナマモノ。このあどけなさは今しかなくてタイミングの重要性を感じずにはいられませんでした。
そして、19歳の永瀬廉そのものと感じた理由。
この映画の1番のメッセージだと感じたのが
鳳さんが言い続けていた
【⠀大きく見せようとせず。小さく萎縮せず。媚びて自らを変えず。強いて相手を変えることを願わず。ただ、共有する。この時を、この場所を 】
という一文で。
映画中何度も出てきたし、きっと多くの人に刺さった言葉だと思います。もちろん、廉くん自身にも伝わり意識した一文であったとも思います。
そしてこのワードを聞いた時、永瀬廉そのものであるというヒラメキに変わりました。
ここからは完全懐古に入りますのでご了承ください。
最近廉くんのインタビューを受けた中で
こんな言葉が並べられていました。
>Q.永瀬さんはライバルはいるんでしょうか?
A.ライバル……(すこし考えてから)、(平野)紫耀ですかね。ずっと一緒に活動してきて、関西の時から一番近くで見てきたからこそ、今の紫耀の活躍はすごく嬉しいし、刺激になります。
「俺ももっと頑張らなきゃ」と思わせてくれる存在ですね。
今の彼からこの言葉として表現されたことが私にとって美しさの賜物にしか見えなくて。
完全にビジネスパートナーになったのかもしれず、しょおしょお〜とすがりついていた廉くんは勿論もう居ないんだけれども、今はファンの需要も理解し、適切な距離感で仕事をしてると見受けられています。紫耀さんと馴れ合いという関係に陥った方が楽だった道だったしきっと彼も自分に自信が持てたかもしれない。人間大好き廉くんは紫耀さんに依存する選択もあったはずで。なのにあえてライバル視する存在とした。
Mr.KINGの3人で仕事をするときには平野髙橋という圧倒的ダンススキル、センスを持ったふたりがいた。悔しい思いを何度もして距離感に戸惑ってもがいたのも事実。
私生活でもずっと仲のいい友人たちは違うグループにいて、自分の全てを受け止めてくれた仲間たちは関西の地にいた。
あんなに綺麗な容姿があって、ジャニーズジュニアレベルでは十分なダンス、歌唱スキルがあった。
なのにナンバーワンの評価をなかなかうけることのできない現実。
廉くんの置かれた環境には厳しさともどかしさを目の当たりにせざるを得ない場所だったと思う。
でも決して燻ることなく上を目指し続けた廉くん。ひとつひとつ追いつくために言い訳せず、黙って努力して周りを黙らせた。また、関わる人達への愛をきちんと受け取り返してきた廉くんは烏丸花頴が大切にしてきた言葉が十分にわかったんじゃないかと感じた。廉くんのスクリーンでの演技を見て言葉の重みという意味を感じ取った気分でありました。
たくさん「可愛い」『カワイイ』「kawaii」と言う感想を拝見した。もちろん狙って演じた可愛いは存在したし19歳を表現するには必要であったと思う。だけど可愛いだけの感想は私の中で失礼に値するものだと思ってしまった。
最後のシーンの撮影終了時、クランプアップ場面で廉くん自身が涙を見せたことからも読めるように作品に対する意気込みが伝わってきました。
アップの画面に強い顔面。
もちろんそれもあるのだけれど
演技の楽しさを撮影現場の温かさを感じながら知っていく廉くんの姿が露骨に表れています。ぜひこれからまた見る人は最初のシーンの花頴とラストシーンの花頴を見比べてみて欲しい。きっとその変化はすぐに伝わるから。
『もっと花頴でいたかった』と改めて振り返った廉くんの心からの悔しさやもどかしさを含め、『初』主演映画。こんな素敵な沢山の感情を与えてくれた作品に感謝の気持ちを伝えたいです。
花頴を通じて得た新しい自分。
きっとその新たな一面は廉くんの今後の財産であると思います。
間違いなく映画中にキラッと光る彼の一面が見つかっていて今後の伸び代に期待せずにいられませんでした。(既に12回観ました、セリフ覚えました異常児オタクです)
まだ公開してる映画館もあります!
DVDもいずれ出るでしょうが大きい画面で
是非感じるもの感じ取ってきちゃってください!
では最後に最高に適当な箇条書き~自分メモ~
- はほほほほほって音のでるあくび
- 序盤の根暗そうな性格が滲み出るキャラクター
- 野菜食べてる時にでる普段のヤギ感の漏出
- オムレツが歯に当たる驚き
- 美味しい顔がとにかく自然、上手い
- 中学時代の物理的でかさ
- パブリック大学進学時、確信したよくある『メガネを外したアイツはイケメンだった役』の仕事舞い込む未来
- パンケーキをたべるときハムっと音のでる確信犯
- 当主歩き=アイドルのステージ歩きであり振る舞い方は当主そのものだった
- 熱が入るセリフが難しそう
- 車内で顎をすくい上げて幸せそうな顔をする花頴は天然モテ男子
- 来客に自分の好きなパンケーキを差し出す花頴はどこか人とズレてる、不器用さの表れ
- バスローブのときのふくらはぎの1本の影でノックアウト
- ペロって番犬として結局働いた・・・?